自家培養軟骨移植 -軟骨欠損の最新治療-

自家培養軟骨移植とは

これまでの基礎研究の積み重ねによって確立された、臨床的に実施が可能な「再生医療」の一つです。
関節軟骨は、一度損傷を受けると自然修復が難しいとされています。しかしながらこれまでの基礎研究から、軟骨細胞には自己増殖する能力があることが知られていました。この点に注目して開発された治療法が自家培養軟骨移植です。
患者様の「正常な軟骨組織(膝の痛みや機能に悪影響を及ぼさない部位)を少量」を採取し、増殖させた自家培養軟骨を後日、患部に戻します。

【適応】

  1. 外傷性軟骨欠損症、または離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く)※1
  2.  推奨年齢:50歳以下 ※2

※1: 患者様の状態によって治癒率が異なります。診察・検査の上で検討いたします。

※2: 他に治療法がなく、かつ軟骨欠損面積が4cm2以上

 

 

受診のご案内

詳細につきましては、「股・膝関節外来(宮内医師)」を受診していたき、診察の上でご案内いたします。

 

医師

部長 宮内志昂

学歴

金沢医科大学 H20卒

所属学会

日本整形外科学会      日本骨折治療学会
日本人工関節学会      中部日本整形災害外科学会
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会

認定等

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本医師会認定健康スポーツ医
自家培養軟骨実施医資格
日本体育協会スポーツドクター
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
難病指定医
臨床研修指導医

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