診療実績・病院指標

平成28年度 柏厚生総合病院 病院指標

■集計条件

  • 平成28年4月1日~平成29年3月31日に退院した患者さま
  • 医療保険を使用された患者さま。(自動車賠償責任保険や労災保険、自費診療で入院された患者さまは含まれません。)
  • 一般病棟に1日以上入院された患者さま。(回復期リハビリテーション病棟や障害者施設等入院基本料※1を算定する病棟のみに入院された患者さまは含まれません。)

■補足

  • 規定により、患者数が10名未満の場合は「─(ハイフン)」で表示してあります。
  • 年齢は入院日時点の年齢を基準としています。
  • 平均在院日数の計算に用いている日数は、一般病棟から一般病棟以外の病棟へ転棟した場合、最終的な退院までの日数です。
    当院では急性期医療を行う一般病棟だけでなく、回復期リハビリテーション病棟と障害者施設等入院基本料※1を算定する病棟を備え、総合的な治療管理を行っているため、全国平均在院日数と比較して当院の在院日数が長くなる傾向があります。急性期医療のみを行っている施設と、平均在院日数の単純比較はできませんのでご注意ください。
  • 手術別患者数は、入院中に複数の手術を行った場合は主たる手術のみをカウントするので実際に行われた手術件数より少なくなる場合があります。
  • こちらの病院指標の公表にあたりましては、「医療機関ホームページガイドライン」を遵守しています。

※1:障害者施設等入院基本料を算定する病棟は平成29年6月より一般病棟に変更。

1. 年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 442 164 148 188 420 438 947 1290 1176 403

地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さまにご利用いただいています。入院治療を必要とされる方が増えてくる60代以上の患者さまが多い傾向にありますが、小児の患者さまも多く診療しています。

2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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●診療科名:外科 診療科コード:110
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060102xx99xxxx 大腸憩室炎 76 6.4 7.9 0.0% 63.9
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 65 5.3 5.5 1.5% 40.0
060335xx02000x 胆嚢水腫,胆嚢炎等 45 4.9 7.6 0.0% 51.4 6.腹腔鏡下胆嚢摘出術
060210xx99000x 腸閉塞 45 7.8 9.1 0.0% 66.4
060330xx02xxxx 胆のう結石症で腹腔鏡下胆嚢摘出術等あり 45 4.8 6.8 0.0% 56.8 6.腹腔鏡下胆嚢摘出術

外科で最も多い症例は、大腸憩室炎です。次に多い症例はウイルス性腸炎です。なお、DPC/PDPS(診断群分類に基づく支払い方式)以外の症例を含めると、内視鏡的切除術を行う大腸ポリープの症例が一番多くなります。
外科の診療内容について

●診療科名:血管外科 診療科コード:170
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050180xx97xxxx 下肢静脈瘤 その他の手術あり 137 2.9 3.3 0.0% 66.2 33.下肢静脈瘤(1泊2日)
34.下肢静脈瘤(2泊3日)
050180xx99xxxx 深部静脈血栓症 14 19.7 14.4 0.0% 79.4
050170xx99000x 下肢閉塞性動脈硬化症
050170xx03000x 下肢閉塞性動脈硬化症 動脈塞栓除去術あり
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり

血管外科で最も多い症例は、下肢静脈瘤です。次に多い症例は深部静脈血栓症、下肢閉塞性動脈硬化症となっています。その他に、腹部大動脈瘤・腸骨動脈瘤・四肢末梢動脈瘤などの動脈拡張性疾患、透析導入時のシャント作成、および維持透析患者さまのシャント不全などにも対応しております。
血管外科の診療内容について

●診療科名:内科 診療科コード:010
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 58 56.3 21.3 6.9% 83.9 2.誤嚥性肺炎(成人)
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 49 19.2 12.4 4.1% 79.0
0400800499x00x 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 38 29.4 18.7 0.0% 87.8 3.細菌性肺炎(成人)
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) A─DROP スコア1(中等症) 28 14.2 13.6 0.0% 85.0
0400801299x000 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満) A─DROP スコア0(軽症) 27 7.6 8.3 3.7% 39.5

内科で最も多い症例は、誤嚥性肺炎です。次に多い症例は腎臓または尿路の感染症です。また、75歳以上の高齢者の肺炎も多くみられます。なお、市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。A─DROPスコアは「市中肺炎ガイドライン」による重症度分類です。
内科の診療内容について

●診療科名:循環器内科 診療科コード:070
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 38 23.4 18.0 2.6% 80.7
100380xxxxxxxx 脱水症
050060xx9900xx 心筋症(拡張型心筋症を含む)
050130xx99020x 心不全 処置(人工呼吸)あり
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 2.誤嚥性肺炎(成人)

循環器内科で最も多い症例は、心不全です。次に多い症例は脱水症、心筋症です。当科では、循環器全般(虚血性心疾患、心不全、弁膜症、不整脈、高血圧など)の診療にあたっております。
循環器内科の診療内容について

●診療科名:血液内科 診療科コード:480
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
130010xx97x2xx 急性白血病 化学療法あり
130030xx99x30x 悪性リンパ腫 化学療法あり
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) A─DROP スコア2(中等症) 3.細菌性肺炎(成人)
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 2.誤嚥性肺炎(成人)
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症

血液内科で多い症例は急性白血病、悪性リンパ腫です。当科では、血液疾病全般について診断治療を行っています。また、白血病や再生不良性貧血の方の治療が安全に施行できるよう無菌室を2床設置しています。
注)規定により患者数が10名未満のため「─(ハイフン)」で表示してあります。
血液内科の診療内容について

●診療科名:糖尿病内科 診療科コード:530
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全なし) インスリン製剤あり 23 20.8 14.6 0.0% 61.0
100070xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全なし) インスリン製剤あり 定義副傷病あり 12 21.7 16.3 0.0% 68.2
100071xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全あり) インスリン製剤あり 定義副傷病あり
100070xx99x000 2型糖尿病(末梢循環不全なし)
100070xx99x010 2型糖尿病(末梢循環不全なし) 定義副傷病あり

糖尿病内科で多い症例は、インスリン製剤を投与する2型糖尿病です。
糖尿病内科の診療内容について

●診療科名:整形外科 診療科コード:120
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術あり 131 54.3 27.6 0.8% 82.4 9.観血的整復内固定術(股)
160690xx99xx0x 胸椎,腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 58 40.7 20.6 6.9% 80.4
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 38 7.9 5.5 0.0% 57.4 10.橈骨遠位端骨折
160620xx01xxxx 膝の外傷 縫合術等あり 35 13.7 11.9 0.0% 53.9
160700xx97xx0x 鎖骨骨折,肩甲骨骨折 手術あり 30 6.2 5.9 0.0% 42.5

整形外科で最も多い症例は、大腿骨近位(大腿骨頸部、転子部など)の骨折です。次に多い症例は胸椎や腰椎の圧迫骨折です。その他に前腕骨折、膝の外傷(半月板損傷など)、鎖骨骨折などの症例が多くあります。その他にも、変形性関節症(膝関節・股関節など)、脊椎疾患、手の外傷(骨折・脱臼、腱断裂)、関節リウマチ、骨粗鬆症などにも対応しております。
整形外科の診療内容について

●診療科名:脳神経外科 診療科コード:150
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) リハビリあり 23 30.5 16.7 4.3% 78.0 25.脳梗塞
010060x2990001 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) リハビリなし 15 12.0 7.0 0.0% 73.9
010230xx99x00x てんかん 14 15.6 7.1 0.0% 71.0
010040x099x00x 脳出血 14 53.6 19.4 0.0% 70.6
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 13 44.5 7.5 7.7% 70.2

脳神経外科で最も多い症例は、発症3日以内かつJCS10未満の脳梗塞です。その他にてんかん、脳出血、頭蓋内損傷(脳挫傷・脳震盪)などの症例も多くあります。平成29年度より脳梗塞につきましてはrt-PA静注療法を中心とした超急性期治療を基本とし、内科的治療や脳血管内手術(カテーテル治療)による積極的外科治療も行っていきます。
脳神経外科の診療内容について

●診療科名:皮膚科 診療科コード:300
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症
080020xxxxxxxx 帯状疱疹
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患
080110xxxxx0xx 水疱症
080050xxxxxxxx 湿疹,皮膚炎群

皮膚科で最も多い症例は、急性膿皮症(蜂窩織炎)です。次に多い症例は帯状疱疹です。
注)規定により患者数が10名未満の場合のため「─(ハイフン)」で表示してあります。
皮膚科の診療内容について

●診療科名:小児科 診療科コード:100
DPCコード DPC名称> 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
0400801199x00x 肺炎等 138 5.1 5.8 0.0% 4.6 13.肺炎・気管支炎(小児)
040100xxxxx00x 気管支喘息 61 4.9 6.4 0.0% 3.6 14.気管支喘息(小児)
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 60 2.9 5.5 0.0% 5.5
040090xxxxxx0x 急性気管支炎,急性細気管支炎,下気道感染症(その他) 38 4.6 6.0 0.0% 2.8 13.肺炎・気管支炎(小児)
040070xxxxx0xx インフルエンザ,ウイルス性肺炎 37 4.4 6.1 2.7% 3.3

小児科で最も多い症例は、肺炎(細菌性肺炎、マイコプラズマ肺炎など)です。次に多い症例は気管支喘息、ウイルス性腸炎です。現在では、常勤小児外科専門医1名を迎え、外傷、鼠経ヘルニア、陰嚢水腫、包茎、急性虫垂炎、自然気胸等の外科疾患の対応も可能となりました。
小児科の診療内容について

●診療科名:乳線外科 診療科コード:610
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 化学療法あり 40 3.4 9.5 0.0% 61.2
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等あり 28 7.9 10.3 0.0% 62.0 32.乳腺全麻手術
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 28 6.0 6.6 0.0% 58.8
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの) 12 9.0 11.6 0.0% 59.1
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 化学療法あり 11 2.0 4.6 0.0% 67.6

乳腺外科は、乳腺の悪性腫瘍(がん)が入院症例数トップ5を占めています。
乳腺外科の診療内容について

●診療科名:耳鼻咽喉科 診療科コード:240
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx990xxx 睡眠時無呼吸症候群 36 2.0 3.6 0.0% 49.9 17.PSG検査(睡眠検査)
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍,急性扁桃炎,急性咽頭喉頭炎 34 4.9 5.5 2.9% 39.0
030400xx99xxxx 前庭機能障害 32 4.0 5.2 0.0% 62.1
030428xxxxxxxx 突発性難聴 18 5.9 9.4 0.0% 52.3
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 16 8.6 9.4 0.0% 60.4 15.鼓室形成術(局所麻酔)
16.鼓室形成術(全身麻酔)

耳鼻咽喉科でも最も多い症例は、睡眠時無呼吸症候群です。次に多い症例は扁桃周囲膿瘍や急性扁桃炎です。
耳鼻咽喉科の診療内容について

●診療科名:眼科 診療科コード:230
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx99x4xx 黄斑,後極変性 アイリーア硝子体内注射あり
020110xx97xxx0 白内障・水晶体の疾患 手術あり 片眼 22.白内障(日帰り)
23.白内障(1泊2日)
24.白内障(2泊3日)
160250xxxx0xxx 眼損傷 処置1なし
020290xx97xxxx 涙器の疾患 手術あり
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり

眼科では入院症例の約97%は白内障の手術目的の入院ですが、白内障はDPC/PDPS(診断群分類に基づく支払い方式)でないため集計対象外となっております。
注)規定により患者数が10名未満のため「─(ハイフン)」で表示してあります。
眼科の診療内容について

●診療科名:泌尿器科 診療科コード:310
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx02020x 膀胱悪性腫瘍 経尿道的手術あり 化学療法あり 16 8.4 7.9 0.0% 70.6 26.経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 15 12.3 12.4 0.0% 68.4
11012xxx99xx0x 上部尿路疾患 11 2.2 5.3 0.0% 49.8
110070xx0200xx 膀胱悪性腫瘍 経尿道的手術あり 10 6.9 7.4 0.0% 71.9 26.経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 化学療法あり

泌尿器科で最も多い症例は、膀胱悪性腫瘍で経尿道的手術と化学療法を行う症例です。なお、DPC/PDPS(診断群分類に基づく支払い方式)以外の症例を含めると、前立腺針生検を目的とした前立腺悪性腫瘍疑いの症例が最も多くなります。
泌尿器科の診療内容について

●診療科名:形成外科 診療科コード:130
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 62 3.6 3.4 0.0% 75.5 30.眼瞼下垂(前日入院)
31.眼瞼下垂(当日入院)
160200xx0200xx 顔面骨骨折 整復術等あり 12 4.3 5.8 0.0% 40.9
030390xx970xxx 顔面神経麻痺 手術あり
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等あり
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍 皮膚悪性腫瘍切除術等あり

形成外科で最も多い症例は、眼瞼下垂症です。次に多い症例は頬骨骨折や鼻骨骨折などの顔面骨骨折です。その他に、顔面神経麻痺、骨軟部の良性腫瘍、皮膚の悪性腫瘍などの症例があります。
形成外科の診療内容について

3.初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数

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  初発 再発 病期分類基準(※) 版数
  StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明
胃癌 53 25 35 26 1 7
大腸癌 20 19 20 16 34 1 7
乳癌 59 41 19 1 7
肺癌 1 7
肝癌 1 7

※1:UICC TNM分類, 2:癌取扱い規約

  • 当院は地域の基幹病院としてがん治療にも力を入れており、千葉県がん診療連携協力病院・日本がん治療認定医機構認定研修施設・日本乳癌学会関連施設の認定を受けています。全体的に早期がんの患者さまが多い傾向にありますが、終末期の患者さままで幅広く診療を行っています。
  • 5大がんの他に当院で症例数の多いがんは、前立腺がん・膀胱がん・食道がん・膵臓がん・腎臓がんなどです。

補足

  • ①再発の考え方が診療現場で使用される再発とは異なります。DPCのデータ提出ルールに基づく初発・再発での集計のため、本来の再発に加えて再発と診断されていなくても当院・他院を問わずに、初回治療完了後にその癌に対して診療した場合も再発にカウントされています。そのため、実際の再発患者数よりも大変多くなっていますのでご注意ください。
  • ②患者数は同じ患者さまが入退院を繰り返した場合、入退院の回数分をカウントする延べ患者数となっています。そのため、化学療法などで入退院を繰り返すことが特に多い「StageⅢ、StageⅣ、再発」の患者数は実際の患者数よりも大変多くなっていますのでご注意ください。

4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等

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  患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 37 22.3 47.9
中等症 90 21.1 79.3
重症 36 61.7 86.7
超重症 13 28.2 86.0
不明

市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。
当院では、中等症の患者さまの入院が多くみられます。

補足

  • ①年齢は入院日時点の年齢を基準として20歳以上の患者さまを集計しています。
  • ②重症度は市中肺炎ガイドライン重症度分類システム(A-DROPシステム)により分類しています。

5. 脳梗塞のICD10 別症例数

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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均
在院日数
平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 16 4.6 77.5 0.0%
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
I63$ 脳梗塞 3日以内 98 51.2 77.9 8.2%
その他 18 165.0 74.2 16.7%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
  • 当院では急性期医療だけでなく、回復期リハビリテーション病棟というリハビリテーションを集中的に行う病棟等も備えており、総合的な治療管理を行っています。
  • 回復期リハビリテーション病棟は、日曜日や祝日もリハビリを受けることができるように365日体制でのリハビリテーションを提供しています。

補足
平均在院日数は急性期医療を行う一般病棟の期間だけではなく、回復期リハビリテーション病棟等に移られて退院するまでの日数です。一般病棟のみの病院と、平均在院日数の単純比較はできませんのでご注意ください。

6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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●診療科名:外科 診療科コード:110
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 337 0.3 1.2 0.0 65.5 5.大腸ポリペクトミー切除
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 97 1.9 3.0 0.0 54.3 6.腹腔鏡下胆嚢摘出術
K6335 鼠径ヘルニア手術 57 1.3 3.2 0.0 62.6 7.ソケイヘルニア根治術
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 30 1.6 24.7 0.0 69.4 8.内視鏡的胃粘膜下切除術
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 25 2.7 4.1 0.0 65.2 7.ソケイヘルニア根治術

外科で多い入院手術は、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術や腹腔鏡下胆嚢摘出術などです。患者さまに負担の少ない内視鏡や腹腔鏡での治療を積極的に行っています。


外科の診療内容について
●診療科名:血管外科 診療科コード:170
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 137 0.8 1.1 0.0 66.2 33.下肢静脈瘤(1泊2日)
34.下肢静脈瘤(2泊3日)
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 16 10.9 13.1 0.1 78.9
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 12 5.8 8.4 0.0 75.8
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 33.下肢静脈瘤(1泊2日)
34.下肢静脈瘤(2泊3日)

血管外科で最も多い入院手術は、下肢静脈瘤血管内焼灼術です。これは逆流が生じた静脈の中にレーザーのついた細いカテーテルを挿入し、レーザーの熱によって静脈を塞いでしまう治療法です。血管外科では、対象となる患者さまが高齢であることが多いため、低侵襲治療と呼ばれる“患者さまの身体にかかる負担が少ない治療”を積極的に選択しております。


血管外科の診療内容について
●診療科名:内科 診療科コード:010
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 26 0.6 1.8 0.0 66.7
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 16 54.8 210.4 0.2 79.2
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法

内科で最も多い入院手術は、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術です。次いで経皮的内視鏡下胃瘻造設術(PEG)です。PEGとは、内視鏡を使っておなかに小さな穴(胃瘻)を造る手術のことです。造った胃瘻から栄養剤を流し、栄養摂取できるようにします。さまざまな要因で飲み込む機能が障害されたために低栄養となった方や、口から食事のとれない方や、食べてもむせ込んで肺炎などを起こしやすい方などに実施します。

●診療科名:整形外科 診療科コード:120
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 144 4.4 42.0 0.0 76.7 9.観血的整復内固定術(股)
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 71 3.4 20.3 0.0 57.6 10.橈骨遠位端骨折
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 51 7.8 48.3 0.0 78.7 11.人工骨頭置換術
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕,下腿) 45 0.9 2.6 0.0 51.2 12.抜釘術
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,足,指) 43 3.4 17.1 0.0 57.7

整形外科で最も多い入院手術は、骨折に対する骨折観血手術です。骨折観血手術とは、骨折している部位を切開し、骨を正常な位置に戻した後、ワイヤーやプレート、スクリューなどで固定する手術です。
整形外科の診療内容について

●診療科名:乳腺外科 診療科コード:610
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 29 1.4 3.9 0.0 58.7 32.乳腺全麻手術
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 25 1.0 5.6 0.0 61.6
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない)
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う))
K4761 乳腺悪性腫瘍手術(単純乳房切除術(乳腺全摘術))

乳腺外科で最も多い入院手術は、乳腺悪性腫瘍(がん)に対する腋窩リンパ節郭清を伴わない乳房部分切除術(乳房温存手術)です。乳房部分切除術は、乳頭・乳輪を残したうえで、がんの周囲の乳腺を部分的に切除し、乳房の変形が軽度になるように形を整える手術です。

●診療科名:耳鼻咽喉科 診療科コード:240
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 18 1.0 6.6 0.0 54.6 15.鼓室形成術(局所麻酔)
16.鼓室形成術(全身麻酔)
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 16 1.0 6.9 0.0 24.8 18.扁桃腺摘出術
K407-2 軟口蓋形成手術
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡) 19.声帯ポリープ切除
K368 扁桃周囲膿瘍切開術

耳鼻咽喉科で最も多い入院手術は、鼓室形成術です。慢性中耳炎や真珠性中耳炎の治療で行います。鼓膜をめくって中耳腔に入り、炎症性組織の有無を確認して、もしあればそれを清掃します。伝音連鎖(耳小骨連鎖:音を伝える構造物)の異常があれば再建を試みます。次に多い口蓋扁桃摘出術は、反復性扁桃炎(慢性扁桃炎)やいびき、睡眠時無呼吸症候群の治療などの目的で行います。

耳鼻咽喉科の診療内容について

●診療科名:眼科 診療科コード:230
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 346 0.2 1.1 0.0 75.5 22.白内障(日帰り)
23.白内障(1泊2日)
24.白内障(2泊3日)
K2231 結膜嚢形成手術(部分形成)
K199 涙点形成術
K222 結膜下異物除去術

眼科で最も多い入院手術は、白内障に対する水晶体再建術です。濁った水晶体を超音波で吸引して、人工の眼内レンズを埋め込みます。

●診療科名:泌尿器科 診療科コード:310
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 23 1.2 5.8 0.0 70.3 26.経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 12 2.0 15.1 0.2 78.4
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 27.腎臓摘出術
K843 前立腺悪性腫瘍手術 28.前立腺全摘出術
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 29.経尿道的前立腺切除出(TUR-P)

泌尿器科で最も多い入院手術は、膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)です。尿道から手術用内視鏡を膀胱内に挿入し、膀胱内の腫瘍を診断と治療を兼ねて切除します。“表在性の膀胱がん”であれば、この手術が根治的治療となります。”浸潤性の膀胱がん”であっても、がんの状態を評価して今後の治療方針を決定する手術になります。

泌尿器科の診療内容について

●診療科名:形成外科 診療科コード:130
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 54 0.5 2.1 0.0 75.1 30.眼瞼下垂(前日入院)
31.眼瞼下垂(当日入院)
K2193 眼瞼下垂症手術(その他)
K427 頬骨骨折観血的整復術
K0111 顔面神経麻痺形成手術(静的)
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(大腿・躯幹)

形成外科で最も多い入院手術は、眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)です。余った皮膚を切除した後、眼板と筋膜を固定して、眼瞼下垂を修復する手術です。

形成外科の診療内容について

7. その他(播種性血管内凝固等の請求率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる 20 0.36%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.21%
異なる

こちらの指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして入院契機病名(入院のきっかけとなった病名)の同一性を区別して症例数と発生率を示したものです。すべて0.5%未満の低い請求率となっています。

更新履歴

2017年9月29日 平成28年度の病院指標を公開しました。

診療実績・病院指標