診療内容
小児外科は手術を必要とする小児疾患を取り扱う診療科で、消化器外科、呼吸器外科、泌尿生殖器外科、頭頚部外科、外傷などの疾患を担当します。
子供の手術は、先天性疾患が多い、術後の人生が長いなど、成人外科とは異なる対応が求められ、小児外科専門医による診療が望ましいとされています。鼡径ヘルニア(脱腸)、臍ヘルニア(でべそ)、虫垂炎から、自然気胸や卵巣腫瘍、水腎症などの対応も可能です。手術の際、成長段階における手術創の心理的影響も小さくないため、できる範囲で創の小さい内視鏡手術を行うようにしております。当院で対応不可能な疾患につきましては、対応可能な病院と連携し、術後管理を当院で行うことも可能です。
また、消化器疾患や泌尿器疾患の管理の経験から、小児の慢性便秘や、夜尿症の治療にも取り組んでおります。表だって目立たない疾患ではありますが、患児や家族のストレスは大きく、適切な治療が必要です。気になることがございましたら、ご相談いただければと思います。