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診療内容

消化器科 胃がんについて

胃がんについて

我が国では、高齢化に伴ってがんの死亡率が上昇傾向にあります。その中にあって胃がんの年齢調整死亡率は、男性で肺がんについで2位、女性では1位ですが、低下傾向にあります。日本の胃癌の治療成績は諸外国に比べ高いとされ、その治療体系は日本胃癌学会の胃癌治療ガイドラインにまとめられています。

当院ではガイドラインにのっとりながら、早期胃癌に対する内視鏡的切除、腹腔鏡補助下胃切除、高度進行胃癌に対する集学的治療などに取り組んでいます。

胃がんの進行度

胃がんの進行度(病期)については、以下の表のように、壁の深達度と転移の程度によって、病期IAから病期IVまでに分類されます(日本胃癌学会編「胃癌取扱い規約」)。その病期に応じた治療を選択することが重要です。

胃がんの診断が内視鏡生検での組織診断で確定すると、その病期を治療前に推定するために、腹部CTや、超音波検査、必要に応じてMRIなどを行います。

胃がんについて

我が国では、高齢化に伴ってがんの死亡率が上昇傾向にあります。その中にあって胃がんの年齢調整死亡率は、男性で肺がんについで2位、女性では1位ですが、低下傾向にあります。日本の胃癌の治療成績は諸外国に比べ高いとされ、その治療体系は日本胃癌学会の胃癌治療ガイドラインにまとめられています。

当院ではガイドラインにのっとりながら、早期胃癌に対する内視鏡的切除、腹腔鏡補助下胃切除、高度進行胃癌に対する集学的治療などに取り組んでいます。

胃がんの進行度

胃がんの進行度(病期)については、以下の表のように、壁の深達度と転移の程度によって、病期IAから病期IVまでに分類されます(日本胃癌学会編「胃癌取扱い規約」)。その病期に応じた治療を選択することが重要です。

胃がんの診断が内視鏡生検での組織診断で確定すると、その病期を治療前に推定するために、腹部CTや、超音波検査、必要に応じてMRIなどを行います。

治療

主な治療に、内視鏡的治療、腹腔鏡補助下手術、開腹手術、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、などがあります。胃癌の診断がついて、画像で病巣の範囲が明確になれば、病期を推定することができます。患者さんの全身状態を評価した上で、各々のケースでどのような治療が実際に可能であるか、また、その副作用や合併症などについてお話します。そして、最終的には、ご本人ご家族が希望される治療方法を選択することになります。

以下に治療方法について述べます。

内視鏡的治療

EMR(endoscopic mucosal resection、内視鏡的粘膜切除術)やESD(endoscopic submucosal dissection、内視鏡的粘膜下層剥離術)を行っています。リンパ節転移がない表在がんが対象になり、色素内視鏡で病巣の範囲を明確にして切除範囲を決定します。内視鏡治療の利点は胃を温存できることであり、QOLが高いことは言うまでもありません。これまでの胃癌の統計から、どのような症例にリンパ節転移の頻度が極めて少ないかがわかってきましたので、そのような症例を適応にして、積極的に内視鏡的治療を行っています。

実際には、鎮静剤を用いて内視鏡を行い、病変の周囲にマーキングをして、その部分の粘膜下に薬液を注入して処置具を用いて通電して止血をしながら切除する方法です。通常、短期の入院を要します。合併症として、出血、穿孔などをおこす可能性も少ないながらあります。

腹腔鏡補助下胃切除術

比較的小さな胃がんで、リンパ節転移がないか軽度のものを対象にして行っています。通常は、病期IAで内視鏡的治療の対象にならないものや、病期IBのものが対象になりますが、高齢者において手術侵襲を軽減したほうがいい場合には、適応を拡大して行うこともあります。

4-5cmくらいの創ですむため、術後の疼痛軽減により、患者側の負担が小さくてすみます。一般的に早期の離床が可能になり、術後の摂食状況が良好な場合には、手術から10日目くらいでの退院も可能です。

開腹手術

病変の位置や進行度に応じて幽門側胃切除、噴門側胃切除、胃全摘術などがあります。
病期Iと病期IIの場合、手術治療の効果は良好です。

病期IIIの場合には、患者さんの状況に応じて術後に抗がん剤による治療を追加することもあります。
病期IVであった場合には、抗がん剤の効果に期待する必要があり、全身状態に応じて治療について相談しています。

化学療法(抗がん剤による治療)

抗がん剤は、全身投与するため、手術や放射線治療と異なり、全身療法として位置づけられます。再発予防効果に期待する場合や、遠隔転移がある場合、再発した場合などに行います。現在のところ、経口摂取可能な場合には、TS-1という薬剤を用いることが多いです。副作用には個人差がありますが、白血球数や血小板数の減少(骨髄抑制)、食欲不振、下痢などの胃腸障害、色素沈着、口内炎などがおきることがあります。投与量や投与期間は患者さんの状態に応じて決めます。治療効果を判定して、効果不十分な場合には薬剤を変更することになり、パクリタキセルやCPT-11などを用いることもあります。

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